
今回は、斎藤一人さんの「人とお金」について紹介したいと思います。
成功するために知っとくべきことが本書には書かれています。
1つ1つ、とてもシンプルなのですぐ実践できます。将来を変えたい人は、ぜひ読んでみてください。
「人とお金」の概要
著者 | 斎藤一人 |
出版社 | サンマーク出版 |
出版年月日 | 2013/10/30 |
ページ数 | 134ページ |
著者の斎藤一人さんは、「銀座まるかん」の創設者です。
納税額で1位を取ってたこともあるお方です。さらに、納税額はすべて事業所得によるものという異色の方でもあるのです。
そんな一人さんが書いた本書には、序章に「いい人」は以下の2つのことを学ばなければいけないと書いてあります。
- お金のこと
- 人間関係
「いい人」がこの2つを身につけることによって、成功への道が開けるのだといいます。
この2つを身につけるために、一人さんの考え方、生活の仕方を本書を読んで身につけていきましょう。
「人とお金」を読んで特に大切だと思ったこと
以下の3点を知ったことで、人生が少し楽になりました。
ポイント
- 自分の”あたりまえ”をほめる
- 「人は変わらない」と腹をくくる
- 成功者のマネをする
自分の”あたりまえ”をほめる
仕事がだいるい、なぜかやる気が出ない、体が疲れてるなど、この停滞した気持ちを明るくし、やる気を出す方法が「今日自分がした”あたりまえのこと”をほめる」だそうです。
例えば、満員電車で通勤して偉かった、子供を笑顔にしてあげた、落とし物を届けた、ごみを拾ったなどなど、当たり前だけどちゃんとやることをやった自分をほめることが重要です。
そうして自分をほめていると気持ちが満たされて、明日も顔晴ろう(一人さんは頑張ろうを顔晴ろうと書きます)という気持ちになってくるのです。
逆に、嫌なことをずっと思ってると気分が上がらず、いつまでたっても嫌なことが起き続けるといいます。
「あたりまえのこと」を続けてこなければ、いまのあなたはありませんからね。
頭の中に「ほめ回路」を作ってごらん、ぐっとやる気が出てくる
こんなことを一人さんは言っています。
自分自身が自分の頑張りを一番よくわかってるはずです。
素直に自分をほめて、楽しい人生にしたいですね。
ポイント
- ほめることが大事
- 嫌なことを思っていると、ずっと嫌なことが続く
- 当たり前のことでもほめて、ほめ回路を作る
「人は変わらない」と腹をくくる
人間関係でストレスを抱える原因の1つに「人が自分の思い通りにならないこと」があげられます。
人の癖や行動などに怒りをぶつけたことがあるのではないでしょうか。
一人さんは、人は基本変わらないとおっしゃています。
「変えることができるのは、自分だけ」
いっそ自分しか変えることができないと、腹を括ってしまうほうが楽になります。
さらに、一人さんは「この人のために自分が何をしてあげることができるのか」と考えたほうがいいといいます。
このようにしていると、相手のいいところに気づき、自分の心がやわらぎ、ゆくゆくは相手の行動に変化が訪れるようになっていくようなのです。
「変えることができるのは、自分だけ」そう腹をくくると、生きるのがラクになる
考え方1つでだいぶ人間関係が楽になっていきますね。
ポイント
- 他人は変えられない
- 変えることができるのは自分だけ
- 相手を変えようとするのでなく、何をしてあげれるのか考える
成功者のマネをする
ここでいうマネとは、人生や生き方をまねるということです。
成功者が売っている商品や特許をまねるということではありません。
成功しなかった人は、必ず理由があります。
行動や考え方などなにかが間違っていたのです。
そのため、成功している人の考え方や行動、言動、生き方をまねると今までの行ってきた間違いに気づくのです。
注意しなければならないのは、自分流にアレンジしてまねてはならないということです。
自分流にしてしまうとどうしても間違いに気づきません。
成功者には、その人が何年、何十年とかけてやってきた「最高の形」が残っているんだ
ポイント
- 成功者のマネをする
- 成功者が試行錯誤しながら成功の道を作った
- まねることで必要のない失敗をしなくて済む
まとめ

本書には、今回紹介した話以外にも、とても有益で自身の考え方が変わるものも多く載っていました。
冒頭でも紹介した通り、「いい人」には2つが必要です。
「お金のこと」「人間関係」これらを手に入れることで「いい人」が幸せになれるんだろうなと思います。
生きていく中でこの2つは、切り離せません。
それならば少しでも早く自分の考え、習慣を変えていきましょう。
そして、幸せな人生にしていきましょう。